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映画「この世界の片隅に」公式サイト

スタッフルームだより

スタッフルームだより#22

2016.05.27

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スタッフの疲れを癒やす、スタジオのお菓子コーナーです! スタッフが買ってきたお菓子や、戴き物のお土産などが置かれとります。今の目玉はお土産のらくがんですよ。

 

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お菓子の棚のすぐ横のパネルには『この世界の片隅に』が掲載された雑誌や新聞の切り抜き、イベントの写真、Twitterに投稿された応援イラストなどがびっしりと貼られとります。お菓子を取りに来たスタッフの目に、自動的に飛び込んでくるシステムじゃ!

 

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甘いお菓子と沢山の期待・応援の声を胸に、本日もフルパワーで作業中!!

(監督助手:三宅)

スタッフルームだより#21

2016.05.13

初公開! メインスタッフによるラッシュチェックの様子です!

ラッシュチェックというのは、1カットずつ撮影されたムービーデータの上がりが「ええ具合に」いっとるんかをチェックする作業です。

 

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制作スタッフにとっても、色のついたキャラクターが背景美術の上で動く様子を見るのはここが初めて。アニメーション制作の地道な作業の繰り返しの中で「アニメができていきよる!」と実感する瞬間でもあります。

 

1カットずつ丁寧に、そして確かに制作進行中、です!

(監督助手:三宅)

スタッフルームだより#20

2016.04.28

すずさんが煮る、梅干しの種とイワシの干物の色チェックをしよって最中の片渕監督です。手にしているのは本物の干物。

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「腹の色はもっと銀色です。目の色はね……(手の中を見る)、あ、これ”目刺し”だから目はないや」

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このスタッフルームだよりでも度々登場している仕上げさんの机は、色が正確に見えるように黒いモノで囲われとります! 真上の蛍光灯も外されておるんですよ。

(監督助手:三宅)

スタッフルームだより#19

2016.04.28

監督助手の三宅です。

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「ありこさん」のカットの撮影が上がってきている今日この頃です。
このあたりの一連のシーン、とっっっってもかわいい動きに仕上がっとりますので、是非是非お楽しみに!!

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ところで原作から使われている「ありこ」という言い回し、そういえばうちの母も「ありこがたかるけぇ、フタしめんさい」などとよく言っておりました。
方言ではなく、てっきり親世代特有の言い方なんかなぁと思っていたのですが、この地方独特の言い回しなんだそうですね。

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方言についても入念に調査している片渕監督なので、劇場版でもすずさん達が「ありこさん」と発言することは間違いなさそうです!

スタッフルームだより#18

2016.04.22

監督助手の三宅です。現在、制作現場では同時進行で様々なシーンが動き始めており、ぶち大忙し!です!

今回は映画後半のシーンから、草履を編んでいるすずさん達を作画中の原画・松井さんに、机の上を覗かせていただきました。

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手前にあるのは松井さんが実際に藁で編んでみた草履だそうです。やっぱりなかなか上手くは編めないらしく、「はぐいい」思いをしたのだとか。

 

「そういえば、はぐいい(歯痒い)って昔言ってましたよね」と話す松井さんも、実は広島の出身なんですよ。

スタッフルームだより #17

2016.03.15

今日はスタジオの日常をご紹介。

 

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制作の山本くんと鈴木くん。黙々とデスクワークしてます。

 

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色指定の田中さんは結婚式のシーンの色チェック中です。
ということは、近いうちにこのメンバーズ通信でお披露目できるかも!?


(制作P 松尾)

スタッフルームだより#16

2016.02.25

「灰ヶ峰から見た呉市街地」を描く美術監督の林さんです。去年までは広島の風景を描きよってことが多かった林さんですが、制作も進み、今は呉の風景が中心になっとります!

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今描いている灰ヶ峰からの風景は、去年7月のロケハンの際に林さんが実際に見てきた風景の一つ。

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こちらはその時の写真です。

 

この風景がどんな美術に仕上がるんか、ぶち楽しみじゃあ!

(監督助手・三宅)

スタッフルームだより#15

2016.02.17

先日、軍艦や戦闘機、爆撃機など戦争場面を描くカットの作画打ちを行いました。

 

画像1 軍艦・航空機作画打ち【画像1 軍艦・航空機作画打ち】

 

「エースコンバット」シリーズの脚本を手がけられたこともある片渕監督の口調にも熱が入ります!

 

「この日に呉湾にいるのは、長門、鈴谷、千歳、千代田などです」「高雄クラスはいますか?」「7番ブイに摩耶がいますよ」

 

「バンカーヒルが2機づつ6機で……」「日本は3機ずつでしたよね」「日本もね、この頃は2機ずつなの」「紫電改の発動機は広の……」

 

「榛名が主砲を放って…こっちは零式通常弾です。後ろで空母がロケットを…」「この時、エレベーターが燃えたらしいんですよ」

 

航空機や艦船に詳しい原画さんと片渕さんの間での会話が、滅茶苦茶ディープじゃ……。

日常芝居の多い『この世界の片隅に』ですが、戦争場面にも全く妥協なしで製作中です。青葉のフライヤーでこの作品に興味を持った方も、ぜひぜひ期待しとって下さいね!

 

(監督助手・三宅)

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