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映画「この世界の片隅に」公式サイト

レポート

ライブ付プレミア試写会 レポート

2016.11.11

皆さま、こんにちは。制作宣伝の岩澤です。11月8日(火)『この世界の片隅に』ライブ付プレミア試写会が開催され、主演・のんさん、音楽を担当したコトリンゴさん、片渕須直監督が舞台挨拶を行いました。

 

舞台となった広島・呉を訪れたことを尋ねられたのんさんは「坂が沢山あって急な坂を登りながら、すずさんは足腰の強い人だったんだなと想像できて楽しかったです」と振り返りました。また、地元の方と交流した時のことを「皆さまとても優しくて、試写をご覧になった方に方言が自然だったと言っていただけて、すごく嬉しかったです」と語りました。

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この日はコトリンゴさんによる生ライブが行われ、オープニング曲「悲しくてやりきれない」とエンディング曲「たんぽぽ」のスペシャルメドレーを弾き語りで披露。

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演奏が終わり、片渕監督は映画完成までの時間に思いを馳せ、「本当に6年かかった映画なんです。その6年分がこみあげてきました。1番最初の曲が『悲しくてやりきれない』で1番最後にできたのが『たんぽぽ』。最初と最後がつながり、今日ここにいられるんだなと思いました」と、目に涙を浮かべながら語りました。

続いてのんさんが「コトリンゴさんの声が聞こえた瞬間、心臓がぎゅっとつかまれて息をするのを忘れるぐらいすごかったです」とコメント。感激を隠せない様子でした。

コトリンゴさんは「監督とは、すずさんの目を通した世界を音にしようという話をしていたので、女性寄りの、温かくてユーモアがある曲を目指しました」と話しました。

 

最後に、これから映画をご覧になるお客様へ向けて3人からメッセージが送られました。

 

片渕監督「1944年、45年は遠い昔のようだけど、遠くないのではと感じていただけるはず。すずさんのいた場所はもう見えないけど、確かにそこにある。そう思っていただけると嬉しいです。すずさんと一緒にご飯を食べたり、空を見上げたりしてください」

 

コトリンゴさん「何度も観ていますけど、今日観て、また観たくなる。すずさんに会いたくなります。私は特に前半のシーンが大好き。映画の持つ雰囲気に思う存分包まれてください」

 

のんさん「普通に生活する、普通に生きることが幸せなんだと、ジーンと心に来る映画だと思います。生きることは力強く、どんなことがあっても生きる日々が巡ってくる。その大切さを感じる映画です。ぜひエンディングが終わるまで観てください」

 

その後、マスコミ向けのフォトセッション、またお客様向けのフォトセッションも行われ、舞台挨拶は終了しました。

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映画『この世界の片隅に』は、いよいよ明日公開です! 皆さま、ぜひ劇場へお越しください!

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